20100903

ホメオパシー宣伝=癒しフェア2010と統一協会の関係

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久しぶりに更新する日記に綴るのにあまり気分の良い話ではないのですが
このところ拝見していたTWITTER利用者さん達のご発言に上る事が多かった

"ホメオパシー"

について調べてみましたが
調べ始めて3o秒でこんなのを見つけて拍子抜けしてしまいました。

"判決文 福岡地裁" ← LINK

韓国のカルト宗教集団の "宗教法人 世界基督教統一神霊協会" 
(通称 統一協会・統一教会)の信者さん達がやらかした
各種とりどりの詐欺罪の裁判の記録です。 
この中に登場する 

"家系図詐欺(先祖が地獄で苦しんでいるからと3000万円を騙し取った詐欺罪)
の被告から 先生と呼ばれていた安藤明美 (現姓 遠藤明美)" 

"霊視したところ 貴方の御先祖の魂が地獄で苦しんでいるから
3000万円で供養しないと貴女も大変な事になっちゃう 
と被害者を脅した霊感商法詐欺の一味=遠藤明美"

というこの方は 

東京・大阪・福岡で開催されていたホメオパシーの宣伝のお祭り 
"癒しフェア2010" の主催代表の 
"株式会社フレイア代表 遠藤明美さん" 

ですよね。


両者のご出身地が同じであることと 
会社の登記・取引先から鑑みると

統一協会信者による集団詐欺に加わっていた女性
=ホメオパシーや関連団体・関連企業の大規模な宣伝会の主催者 

の様に思えるのですが
ただの同姓同名で
同じ宗教を信心していていらっしゃる同郷同士でしたら
ごめんなさい。



ホメオパシー宣伝祭の主催の株式会社フレイアの社長さんの
安藤明美さん・現 遠藤明美さんが
同じ六番町共同ビルの3階の同じご住所で運営なさっている 
株式会社エルアウラ という会社が発行する雑誌 "トリニティ" と
"不思議サロンの凄い実力!" という笑える題名の冊子。

"住民・関係者以外の立ち入り禁止"と明示している私の住居の
"郵便・配達物以外の投函を固く禁ずる"と明記してある郵便受けに
一時 この二冊セットがしつこく投函されていました。
表紙がいつも不幸な経験をした有名人ばかりな上に
あまりにしつこく配布されることが更に不気味で
当時 コレ対策の為にポスト脇に据えられた巨大なゴミ箱数台から
あふれるほど捨てられていました。

年中宗教の勧誘に遭っている同じマンションの知人が
"これ 宗教関係の本よ。。" と仰っていたことが今日腑に落ちました。
中でも一際勧誘が激しい人物から
"君のためになるから読みなさい" と数度押し付けられた雑誌だそうです。

(うちの集合ポストに各宗教の勧誘書籍や案内DVDがしばしば投じられ
その気持ちの悪さと処分の手間と資源の勿体無さに迷惑をしています。)


その雑誌の表紙には オーラの泉というTV番組で霊視を演じていらした
江原さんという太った中年男性の大特集が
トップ記事として掲載されていました。 

統一協会関連会社と取引のある会社の社長さんである
ホメオパシー宣伝の祭典の主催者である遠藤明美さんが 
もし平成2年の統一協会信者による集団詐欺の遠藤明美さんであるならば
統一協会信者である彼女の会社が発行する雑誌で
江原さんをあんなに大きく取り上げている ということは
江原さんも統一教会のお仲間なのかなぁと つい思ってしまいました。

違ったらごめんなさい。

 
さて 自宅マンション住民を困惑と不快感と恐怖にさいなやませた
"不思議サロンの凄い実力!" という全く意味のわからない冊子。
内容としては 各種ヒーリング行為・スピリチュアル・占い
神様系・パワーなんとか など
人生を踏み誤り それを人のせいにしている人が
いかにも好きそうな文言の並んだ意味・目的・効果が不明なサービスを謳う
各種オカルトサロンの紹介。

加えて エステサロン・ヨガ教室なども。
 
"所以不明な不思議な力を体験しに 一度これらのサロンへ来るべきだ" 
という宣伝本でした。

私の友人がクーポンに釣られてその冊子の中の一軒に行ったところ
マッサージを受けている間中ずっと盛大なお世辞の嵐とあてずっぽうなお説教と
"貴女の為になる"という集会に勧誘され続けたと 閉口していた事を思い出し
最近巷に増えたヒーリングサロンってこういうカルト教団体を母体に持つのかぁと
宣伝の為の冊子配布が逆効果になりました。

それにしても 不思議サロンて
統一教会の本国=韓国の言葉をそのまま和訳したから
不思議サロンなどという こんなにいかにもカルト宗教らしさあふれる 
不気味さと疑わしさに富んだ総称になってしまっているのでしょうか。


こんな方法でよく人を騙そうとするものだなぁと思うのですが
離婚や死別など人生に影響を及ぼす経験をした直後は心身の拠所を求めて
こうした笑ってしまうほど怪しい宗教に驚くほど簡単に騙されてしまう方が
少なからずいらっしゃる様です。

騙される というよりも 縋る為に信じたい と
受動してしまうのかもしれません。



呼ばれてもいない知り合いの葬儀に参列して喪主に取り入り
買わないと不幸なままとか 地獄でもがいている御主人の供養をしなさい
と脅して絵画・印鑑・弥勒菩薩などを購入させ 計4400万円を騙し取ったり

家系図の調査作成を持ちかけ その結果 ご先祖が地獄にいる事が判明した
という不思議話へ運び 地獄で苦しんでいる御先祖全員の魂を救う為にと
供養代金3000万円を騙し取ったり

貴方が持っているお金は汚いから 預かって浄めて毎月分割して返してあげる 
と持ちかけて二十万円の寸借詐欺をしたり。



この判決文にあるカルト集団=統一協会の根底に流れるものは
愛でも 平和でも 信心でもなく ただの欲であるというのは見ての通りです。

こんなものを信じる事で心の支えになるのならそれぞれの自由だとは思いますが
このような詐欺罪で実刑を受ける宗教集団が関わっている 
"ビジネス" であるという事を理解して

その上 この様な事を信じて実践すると 恐らく
統一協会に全財産を騙し取られて 家族や友人知人から軽蔑され 
肝心な悩みや疾病もまったく解決されず
最後は自分を恥じ 後悔の中でさらに悩みや不安が深くなる 
という結果が待っているという事を十分留意なさった方がいいともいます。

  
  ***


以前から少し感じていたのですが
経済観念を含む道徳観念と宗教観念って 
よい意味でもわるい意味でもよく似ていると思っています。

例えが変ですが
"びっくりするほどダメな男性とばかり付き合う女性" と 
"各種悪徳商法や訪問販売や詐欺や宗教に無限状態で騙され続ける人"
はとても良く似ていませんか。
(後者は高齢者以外にも 意外と若い被害者もいらっしゃるそうです。)

雑誌で時々目にする "ダメ男体験談" に見る
普通なら全力で逃避すべき究極的なダメ男となぜか付き合い始めて
"恋愛と言うよりも被害" に落ちる子達のお話。
見た目はまぁまぁな子ばかりなのに
どうしてそんなのとお付き合いする破目に陥ったかという理由に
"寂しかったから" "暇だったから" "その時はなぜかとても良く見えた" 
というものが挙げられ 何かに似ているなぁと思っていたら ふと 
宗教にハマって騙される方々に似ていらっしゃる気がしました。

よくよく考えれば "そんなバカな話をどうして真に受けちゃったの-" 
と誰もが思う笑いごとなのに
なぜか本人は真剣。 なぜか熱くなって落ちてゆく。
そして 目が覚めて後悔・反省した後も 
なぜか再度似たようなとびきりに酷いのと落ちてゆく。

これは
恋愛(に見える自暴自棄や自己陶酔)や
宗教(に見える詐欺行為)や
帰依(に見える自己満足)
に依存している状態だから 何度でも繰り返してしまうのだと思います。



信仰の自由はもちろんありますが
お金を払って拝めば 病気や不都合が消えるという
極めて理不尽なことを信じてしまう安い心が
いつまでも宗教団体という詐欺集団を蔓延らせる
最大の要因になるのだと 非常に残念に思うのです。

被害者が悪いと言うつもりではありません。

崇拝や供養は二の次で ただ寂しかったから
相手にしてくれる詐欺集団の相手をしてしまった
そして気付いたら全財産を失っていた という方も多いと思います。
でも 普通は相手を選んで 相手に応じた対応をするという
自己防衛本能が恐らく大抵の人間には備わっていると思うので
どんなに寂しくても辛くても 
その能力だけは出来るだけ放り出さないでいた方がいいと思います。

理由は何であれ信仰を持つのなら ただ拝み 献金し 言いなりになるのではなく
まずは その宗教の教義や唱えている人物や団体の抱えている問題点はもちろん
その教義が発生した時代背景などを徹底して調べてお勉強し 理解してみて下さい。

そんなお勉強も理解も怠って安易に崇拝行為に及び
"これで魂や御先祖や大切な人が救われた"
ということにしてしまう怠惰な依存心が
気持ちの悪い宗教団体・詐欺集団を育てて太らせているのだ
という事をいい加減理解すべきだと思うのです。


崇拝行為で全財産を失うというあまりにバカな事態をもうこれ以上増やさない為に
何か策を講じる必要があると思うんですよね。


いっそ 各種宗教のノウハウを集極させた国営の宗教を作って
依存心の強い宗教大好きさん達に好きなだけ信心していただき
気が済むまでお布施をして貰い
全財産を失いかけたことに気付いた本人がハタと我に帰ったら 
"私がバカでした" と反省文を一筆書かせた後に
納めてしまったお布施の全額をちゃんと返金する
という宗教トレーニング制度を作った方がよいのではと。

全財産を失うほど宗教に傾倒してしまう殆どの人は 
一度では懲りないので 再度同じ事を繰り返す必要が生じるのでしょう。

地方自治体などはそのお布施還付までの利息だけでかなり潤うと思いますよ。。


同じく ダメ男・ダメ女大好きさんの救済の為に
国営のクラブ・ホストクラブを (ry


ごめんなさい 趣味の悪い冗談です。


そんなバカな事を考えてしまうほど
ホメオパシーを含む宗教関連団体の詐欺とその手法の稚拙さと
それに相反して増え続ける被害者の多さに驚いています。



大切な人が地獄で苦しんでいるが お金を出せば助けてあげる というお話。

そもそも 誰も行ったことも観たこともない地獄でその人が救われたことを
誰がどうやって知ることが出来るのかを一瞬だけでも考えたら
こんな詐欺には遭わないと思うのですが

見てきたように地獄を語ったこの霊視の先生を演じた遠藤明美さんは 
一度は地獄に行ったことがあるのでしょうか。

焼かれてつつかれて舌や首を切られるという責め苦の後の体で 
どうやって戻って来ることができたのか
その地獄体験談 という言い訳を伺ってみたいです。

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