丸十
珍しく恋人に 私の旅へ
ついて来て頂いちゃった*
さぞお疲れのことでしょうとひたすら心配する私に
優しい嘘をついて 一緒に来てくださった恋人。
なんてこともないケーキも 一人で食べるのは嫌。
おお と感じた景色は あの人に見せてあげたいと想う。
寝る時間なんてどうでも ずっと一緒に居たい。
同じ気持ちなのだと知って 泣きそうになる。
何処にだって どんな時だって
ずっと一人で動いていたのに。
私 ものすごく強かったはずなのに。
幸せを知った分 私は弱くなったのかな。
弱くなったって 溶けて無くなったっていい。
この幸せを どうぞ どうか いつまでも